看護部長の知っ得!ナースライフ

看護記録のつけ方にもマネジメントは影響する?経営のキホン

看護部長の知っ得!ナースライフ

経営編


看護記録には徹底したマニュアルが必須

看護記録には法的な規定はありませんが、「いつ誰が見ても同じ意味ととらえられる内容」を書く必要があります。単刀直入に言ってしまえば「わかりやすく」書くということですね。
そして、患者様の人格や人権を否定するような、不適切な表現はNGです。
ただ、この二つの兼ね合いがナースさんには時折難しく感じる事もあるみたいです…。
たとえば「他の患者さまとトラブルなく過ごす」という書き方は、好ましくありません。「トラブル」は厄介なことやもめごと、いざこざを表すもの。これでは患者さまがトラブルを起こすことを前提としたような表現になってしまいますね。書き換えるなら「他の患者様と穏やかに過ごす」といった内容に変えましょう。
こうした表現をはじめ、看護記録には細かいマニュアルが必要だと感じます。過去のNGワードを記載したマニュアルを作るだけでも、効果があると思います。

安全管理委員会が目指すべきもの

私の病院では、病院長を委員長として安全管理委員会の活動を日々行なっています。
具体的な方針は、「患者さまに安全な医療を提供すること」「看護師の安全を守ること」が二本柱。そのために、看護部ではマニュアル化の徹底を積極的に行なっています。院内外でのインシデント・アクシデントを元に事故防止マニュアルを作成して、こまめに手を加えています。
また日々高い意識を持って仕事をしてもらうために、二年目を迎えた看護師には研修会で安全管理に関しての学習会を行なっています。
ちなみにマニュアル作成や学習会の監督は、何と看護部長の事になっています。「わかりにくい!」と苦情が出ないように、お休みの日はデスクに向かって資料作成に励んでいます。看護学生時代の勉強の日々を思い出しますね…。

それでも、万が一の事態が起きてしまったら?

医療ミスによるアクシデント(=医療事故)がメディアで大きく取り上げられ、社会問題の一つになっています。医療の現場では患者さまの命を預かっており、そこでのミスは許されないことです。
ですが、人間は誰でもミスをする生き物。インシデントやアクシデントを引き起こした場合は、個人を責め立てるのではなく、組織全体の失敗ととらえて対処する事が適切なのではないかと思います。
看護部長としては、なぜこのこような事態が起こったのか、予防はできなかったのか、今後どのように改善して行くべきかをとことん話したいところ。もちろん、ミスを起こした看護師を必要以上に責めるのではなく、周囲のスタッフがフォローをできなかったのか?という事まで考えておきたいものですね。

おすすめ記事ピックアップ

  • 看護部長になってみたいアナタへ
    看護師にとって、看護部長とは病院内で最もやりがいのある役職ではないでしょうか?看護部長のお給料や、昇進するためのステップアップ方法をご紹介!
  • マネジメントを学ぶために
    看護部長として身につけたいマネジメント能力。具体的にどうやって学べばいいのでしょうか?また、学んだ事をしっかり現場で活かす方法とは?
  • 看護部長の役割とは
    実際看護部長は、病院の中ではどのような役割を果たしているのでしょうか?
    看護部長の仕事内容や必要なことなどをお伝えします。
ようこそ

昨年看護部長に昇任!
新人看護部長としての、日々の体験やさまざまなことをつぶやいたサイトです。看護部長を目指す方は参考にしてみてくださいね♪

新規記事